白夜行

2004年6月30日 読書
ISBN:4087474399 文庫 東野 圭吾 集英社 2002/05 ¥1,050

白夜行、最高ッ
実質10日弱で読了。
長くて持ち運びは大変だったけど、文章はさすが読みやすく、引き込まれてあっとゆーまな感じだった。

以下ネタバレ含むためご注意ッ

特に終わり方がとてもよかった。
結局2人の心は書かれることなく終わってしまったけれど
ラストの雪穂が、というより周囲が語る19年間が全てを物語っている。
雪穂と亮司の心はあの日のまま止まってしまい、30歳までいきていく。
トラウマという言葉だけでは表現できない心の深い傷が伝わってきた。
本当に不思議。小説の中では二人が一緒にいるのはラストだけ。
なのにこんなにも二人の絆を感じ取れる。

心境をずばっと書くより、こうやって自分で消化させてくれる書き方をする東野さんが好き!
人によって感じ方が違うかもしれないな。

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